2011年1月10日月曜日

2011 1 5



大切な大切なラッキーが、
1月5日に天国に旅立ちました。

いつかはと、覚悟はしていたものの、
やはり辛いです。

僕は胃腸風邪でダウンしていた為、
動かないラッキーを見ても、涙は出るものの、
心も頭も、言葉が全く出てこず、
いや、ただ受けられなかっただけかも知れません。

今ラッキーの写真やムービーを見ると、
とんでも無く、泣けます。

辛いです。




彼女が我が家に来たのは、
僕が18歳の時でした。

当時はジャッキーと言う家族が亡くなったばっかりで、
悲しみに包まれていた我が家に、
1歳のラッキーが、その悲しみをいやしてくれました。



本当に温厚で、あほで、びびりで、自分より小さい者にしか、
強気になれないラッキー。

春が来ると、アリや、チョウチョと遊ぶラッキー。
ご飯をいつも穴を掘っては隠して、
結局隠した場所を思い出せず、
いつもお腹をすかせるラッキー。

ある日ラッキーの小屋を動かしたら、
小屋の下から、ラッキーの隠していたお宝が一杯出てきました。
乾電池に、ペットボトル。そのほとんどがゴミでしたが、
彼女にとっては大切な宝物。



散歩をしているとき、
突然ラッキーが一瞬のうちに、
僕の目の前から消えた事がありました。
ほんと一瞬の出来事で、何が起こったのか分からず、
パニックになりましたが、
よく見たら、目の前のどぶに落ちてたラッキー。



食べ物が貰えるときしか、お手、おかわり、お座り、伏せをしませんが、
本当に可愛かった。

時が経つにつれ、耳が遠くなり、走る事も出来なくなって、
散歩をしても早歩きが精一杯。

天国に行く前日から、鳴くことさえ出来なかったラッキーが、
夜通し鳴いていました。
それは自分の死期が迫っている事を悟り、僕たちを呼んでたんだと思う。

次の日、もう自分で歩くことも出来ず、耳もほとんど聞こえていない様子。
大きく震えながら、何とか動こうとするラッキー。

最後までトイレの場所を覚えることが出来ませんでしたが、
家族のことは覚えていたようでした。
みんなの声に精一杯反応する彼女。



彼女は病院へ行くその道中で、静かに息を引き取りました。



僕が営んでるお店の広報部長として、お店にも足を運んでくれました。

我が家にかけがえのない存在だった彼女。
僕の青春時代を共に歩んだラッキー。

この悲しみは時がいやしてくれるのかも知れません。
でも、彼女の生涯を忘れることは絶対に無いです。

大好きな、大切な、ラッキー。
これからは、天国で、僕たち家族を見守ってくれてると思います。

本当にありがとう。
あなたがいなければ、
今の自分はありません。

命のぬくもりを僕は忘れることなく、
大切にしていきたいと思います。

最後に、ラッキーを可愛がってくださった皆様。
本当に今まで温かく愛情を注いでくださって、感謝します。

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